2026-09-30 — monthly log

total 257km

Safe space in life

ぎっくり腰から徐々に回復し、今月は257km走ることができた。

腰を痛めてから走れない期間が長く続いていたので、慎重にゆっくりと身体を戻していくことを目指した。

9月の中盤まではキロ5分を切らないようにし、距離は10km以下に収めるように走った。

後半はペースは変えずに距離を伸ばしていき、15km,20kmと走れるようになっていった。

この時期から走りの終わりに、少しだけスピードを入れてみたりと怪我前の感覚に近づけていった。

そして今日、久々に強度の高いワークアウトを行なったところ、とても気持ちよく終えることができた。

数キロのランニングでいっぱいいっぱいだった月初から、ここまで走力が戻ってきたことは心から嬉しい。

走りが戻り始めたある日、江ノ島付近をゆっくりと走っている時に頭に浮かんだことがある。

“ランニングは人生で起こる良いこと、特に悪いことを比較的安全な形で経験させてくれる”ということだ。

走りを続けていると、身体の健康や走力にポジティブな影響が分かりやすく見えてくる。今回自分の体が1ヶ月で怪我前の状態へ大幅に近づいたように。

人生において、投下した努力が何らかの見返りとして戻ってくることを教えてくれる。これは一般的な事で口にするまでもないが、走りで経験しているからこそ、他のことでも希望となって前に進む力を与えてくれる。

一方で走っていると、訳もわからず走る気が失せたり、体のバランスが崩れ怪我をしたりとネガティブに捉えられるようなことも多く経験する。

ランニングにおいてこれらに直面したとしても、基本的には自分の気持ちが下がるくらいだ。

しかし、人生に対してのモチベーションが下がったり、健康のバランスを崩して病気を発症したりしたらどうだろうか。

ランニングで経験するそれとは比にならない場合もある。仕事ができなくなったり、日々の暮らしに支障が出るかもしれない。

そう考えると、ランニングに関するネガティブなことは安全な形で経験することができていると思う。

そして、ランニングで経験しているからこそ備えることができる。

体に偏りが出れば怪我をすることが分かっているから、僕たちランナーは体をケアする。 怪我をしても原因を特定して、じっくりと向き合えば回復に進むことも知っている。

それを知っていれば、健康に対するアプローチも変わってくる。怪我を予防するように、病気を予防するためのケアができるかもしれない。

自分の感覚で言うと、毎日気持ちよく走りたいから体をケアするように、日々心地よい時間を送りたいから健康に気をつかうという方が近い。

健康の維持は簡単なことではないと分かっているが、ランニングで経験する様々なことがプラスの影響を与えていることは間違いない。

こうしてランニングのことを考えていると、走っている時には、透明なヴェールに包まれて何かに守られているように思える。

今日も僕に安全地帯を提供してくれているランニングにありがとう。